先月末、ゼンショーの株主優待と同じ日に大戸屋ホールディングスからも株主優待と期末配当が到着しましたのでご紹介します。
配当は1株30円
今期の配当は1株あたり30円ですので、1単元3000円の株主優待です。
現在の株価の価格帯が同じゼンショーと比べても配当利回りも良いですし、優待利回りと合わせるとどちらがお得かといえばやはり大戸屋がいいと思います。
ただ大戸屋の配当は4年前には中間10円と期末30円で1株年間40円だったところ、その翌年に1株20円に半減、そして少しづつ増配して現在の期末1株30円に戻りました。
中間配当は復活していませんが、配当性向は年々下がっているようですのでおそらく復活は望めないような気もします。
第34期株主通信より
大戸屋といえばテーブルにふりかけがあって、ちょっとお袋の味のような定食が楽しめるというイメージでしたが、最近はかなり洒落たお店が増えました。
オープンキッチンにセルフレジの新丸の内センタービル店が株主通信に掲載されていましたが、ひと昔前の大戸屋の面影はありません。
今後の出店はこういったタイプのお店が多くなるのかもしれないと感じました。
上記は株主アンケート報告です。
購入理由のナンバーワンは何と言っても株主優待。
ほぼ6割です。
まあ、私も株主優待目当てで購入しているのですけど。
そしてこの所有株式構成比を見てびっくり。
個人の占める割合が非常に多いです。
株主優待銘柄は個人投資家に人気が高いのですが、大戸屋の場合ここまでとは。
長期保有者へ株主優待の拡充
大戸屋の株主優待は年に1度、100株以上保有の株主は2500円分のお食事券か精米2キロのどちらかの選択、1000株以上の場合は13000円相当のお食事券か精米10キロのどちらかの選択となります。
そして昨年の11月に長期保有優遇制度を新設しました。
優待目当ての個人投資家の保有が多い大戸屋ですから、3年以上継続保有者への優待の拡充があれば大きな下落を防げるということなのかもしれません。
株主様ご優待券
「ちゃんとごはん」という封筒が株主優待です。
500円券が5枚の2500円です。
有効期限も丸1年ありますかが、安心して使えます。
これはありがたいですね。
500円券が6枚もらえるように長期保有する予定です。
お家騒動は?
お家騒動と検索すると上位に出てくるほど有名になった創業家とのお家騒動が泥沼化している大戸屋。
今回創業者功労金として2億円の贈呈に関しては株主からも色々な声があったようです。
早くこのお家騒動をスッキリとしていただき、権利落ち後に足踏み状態が続いている株価も徐々に戻していってほしいところです。