先日、モリト株式会社から第80期中間配当と中間事業レポートが届きました。
株主優待のクオカード目的で購入したモリトの株ですが、クオカードは結局1枚いただいたのみで株主優待が廃止になり、結局その後も売却せずに保有し続けています。
保有し続けている意味は特になく、ただ売買が面倒なだけというなんとも情けない理由ではありますが、株主優待がなくなった分、配当比率をあげているのでまあよいかなと自分を納得させています。
増配が続いています
このモリト、先期は中間配当が1株あたり8円、期末配当が1株あたり9円となっていますが、今期の中間配当は1株あたり14円。
中間配当だけで考えても6円の増配となっています。
とはいえ株主優待でいただけていたクオカードは1単元1000円でしたので、1単元ホルダーにとっては増配の恩恵がない状況です。
複数単元保有されている方にとっては大幅な増配となったことでしょう。
平成26年に分割を行なっていることもあり、複数単元ホルダーは結構いらっしゃるでしょうからね。
ちなみに今期の期末配当も1株あたり14円を予想していますので、年間配当金額は1株あたり28円と配当利回りで考えるとなかなかいい感じではあります。
株価の変化は緩やか
本日のモリトの株価は1株994円。
私が購入したのは1株800円の頃なのですが、一時は1134円という高値をつけていたことを考えると、東証一部上場を果たした割にはあまり株価を上げてきません。
やはり株主優待の廃止が大きかったような気がします。
配当性向から考えても割安だとは思うのですが、株主優待廃止ショックが消えるまではジリジリとした動きが続きそうです。
とはいえ気がついたら1000円台も目前になってきましたので、今後の株価が少々期になる展開に。
目的だった株主優待はなくなりましたけど、しばらく保有するつもりです。
1単元8万円で購入したものの年間配当が2800円ですから、文句は言えないですね。
純利益も右肩上がり
純利益もまあ右肩上がりといっていいのではないでしょうか。
80期はなかなかいい数字がでていますね。
日本国内以外があまりよろしくないようですけど、国内向けは好調のようです。
海外戦略次第ではまだまだ伸びしろがありそうな気もします。
株主優待が廃止された際、一時は売却も考えましたけどとりあえずは長期保有で様子見して本当によかった、と言える日が来るといいのですけど。